アメリカ、子どものプリスクールでの過ごし方
我が家の子ども達は、小さなプリスクールに通っています。月謝は2人で月10万円くらいです。
子ども達の通うプリはドライブスルーなので、子どもの園での様子を見る機会がありません。 特に、初めて幼稚園に入れるママは心配事がいっぱいだと思います。(しかもアメリカで!)
半日保育のプリスクールの一日をお伝えしたいと思います。
登園時間:開始からだいたい10分くらいまでに登園。リュック(backpack)をカビー(cubby)と言われる戸棚に入れたり、ジャケットをかけたりします。幼稚園は土足です。
教室の中で自由遊び:お人形ごっこ、ミニカー、パズル、お絵かき、レゴなどで好き好きに遊びます。小さい子どもは先生と遊び、年少さん以上は子ども達だけで遊び、先生は見守る感じになります。
工作:毎日、もしくは2日に1回工作をします。皆で一斉に工作をするのではなく、自由遊びの時間に1人ずつ名前を呼ばれて先生とマンツーマンで作業をします。先生が予めある程度作っているので、見栄えの良い作品が多いです。
プリント:4歳児クラス(年中)ではプリントをすることもあります。こちらの園はお勉強系ではないので、アルファベットの大文字を一文字ずつやっています。
園の方針は、プリは遊びやアート、お勉強はキンダー(小学校付属の年長)で、という考え方です。お勉強が心配な場合は、パパやママがおうちで子どものお勉強を見たり、チューターにお願いする家庭もあります。基本は親自身が教えるスタイルです。
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スナックタイム:保護者から提供されたおやつを食べます。家庭の教育方針、アレルギーの有無で、スナックや、お水を持参する子もいます。カップケーキにクッキーなど、手作りのものを提供するママもいます。こちらの園では、基本的に飲み物はジュースです。
外遊び:15分ほど園庭で遊びます。子ども達だけで好き好きに遊ばせて、先生は見守ります。
お友達にいじわるをした等、タイムアウト(Time Out)した子は、罰として先生の横で座らされている子どももいました。
サークルタイム(Circle Time):先生が椅子に座り、子ども達はアメリカ式座り方(あぐらのような)で先生のお話を聞きます。日付、曜日、天気から始まり、季節のお話、今日の適した服装、色、イベントのお話、絵本、歌、詩の朗読などを行います。
子どもの通う3歳児クラスでは数字1-10、色、天気などが言えることが前提なので、言えない子どもはご家庭で教えて下さいとに言われます。
終わりの時間:自分でジャケットを着て、Goodbye Songを歌って終了です。
(サークルタイムのイメージ)
日本人に限らず、英語が話せない外国人の子どもは1人遊びをすることが多くなります。先生は子どもが1人遊びをしていても「本人がそうしたくてしている」と思い、子どもの意思を尊重します。寂しくなって本人が泣いたりしない限り、日本の幼稚園の様に察してもらうことは難しいと思います。
日本同様、3歳くらいになると女の子はグループで遊び始めます。先生から「お友達関係が心配な時は、クラスの気の合いそうなママに声をかけてプレイデート(play date)と呼ばれる遊びの約束をするのが一番良い解決方法。」と言われました。
その他、プレイグラウンド(小さな公園)で遊び仲間を見つける、習い事をする、など子どもに合った方法を見つけます。
子どもが「プリスクールに行きたくない」というのが続く時は、担任の先生に相談をします。殆どの場合、きちんと対応してもらえます。
アメリカのプリスクールは、日本の様にずっと通う子もいますが、1年未満で他のプリやデイケアに転園する子も多いです。合わない場合は我慢せずに、子どもに合うプリを見つけてあげる方が良い場合もあります。
アメリカ、アトピーのクリーム、ヒルドイドの代用
うちの子はアトピーです。
日本から持参した保湿剤、ヒルドイドがついになくなりました・・・
アメリカで小児科の先生に聞いたところ、「CeraVe」がおすすめ、でも「eucerin」でもいいよ、と教えてもらいました。
15ドル前後で、ドラッグストアで入手可能です。
問題は、種類が多くて、何が良いのか分からない。
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日本のアレルギー科にかかっていた時は、ヒルドイド、ビーソフテンも、季節に合わせて、夏は軽め、冬はしっとり系のクリームを出してもらいました。ですので、そんな感じで選んでいます。痒がる時はこのシリーズの Itch Reliefの記載があるものを選んでいます。
現在住んでいる所は、冬の部屋の湿度20%台と乾燥しています。でも、このCeraVeのクリームで今のところ大丈夫です。
保湿ケアでどのクリームが良いか迷うかもしれませんが、アメリカは質=価格ですので、価格が安いものは良くないかもしれません。
アメリカでは、汗をかいた時以外、子どもは毎日お風呂に入らないそうです。水が硬水ですし、乾燥で子どもの肌はボロボロになってしまいます。
ですので、乾燥の激しい季節「毎日」赤ちゃんや幼児をボディソープで洗うのはNGだそうです。気になる時はお湯洗いをします。アトピーにならないように、保湿をしっかりします。
アメリカ、プリスクールのスナック当番
プリスクールにはスナックリストと呼ばれるリストが配られ、スナック当番になるとおやつをクラスの人数分用意しなければなりません。
通っているプリスクールで言われた注意事項は
・ピーナッツはNG
・ヘルシーなもの(チョコレートはNG)
子どもに「今日のスナックは何だった?」と聞いても「甘いおやつ」「あんまり美味しくないおやつ」とか言うだけで・・・
皆さん何を持ってきているのか分かりませんが、うちのプリでは「フルーツ」や「グミ」は出ていない様です。
ドリンクは基本的に100%のアップルジュース
プリスクールのスナックの定番は、
ゴールドフィッシュ
プレッツェル
チーズ
チーズイット
グラハムクラッカー など・・・
お誕生日の子は、カップケーキを親が任意で持参します。どのスーパーにも小さなカップケーキが置いてありますし、手作りするママもいます。(プリスクールにもよって違うと思いますので、スクールに聞いてください)
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今回私が用意したスナック。プレッツェルなら間違いない。
Trader Joe's のCinnamon Schoolbook Cookiesも子ども(+先生)に人気。
クラスには、ジュースではなく毎回お水をリクエストする子や(親の意向でしょうか)、おやつを持参する子もいます。
日本人のママの中には、日本のスナックを用意したい方もいるかもしれませんが、おすすめしません。お菓子の成分表が日本語ですと先生が子どもたちに与えてよいか判断に困りますし、そもそも、子ども達になじみが無いスナックを用意すると「食べたくない。」と言われます。
あなたも子どもが幼稚園で、あまり知らないアジアの国のお菓子を食べてきたら、心配になりませんか?大人なら良いかもしれませんが・・・
時々日本を紹介する機会がありますので、そういう際にアメリカでも買える定番の「ポッキー」「コアラのマーチ」「ぱりんこ」などを、子ども達にトライしてもらえます。
いらない時は"No, Thank you."と言ってよいのも、アメリカの良い所です。
スナック選び、毎回悩むのですが、同じクラスのママに「スナック当番の日は何を持ってくるの?」と聞いたら、
「子どもの好きなスナックにするよ!!」と言っていました。
流石! その発想、私にはありませんでした・・・