アメリカ、子育てママのカルチャーショック
アメリカでしばらく暮らしてみて、え~!と思ったことをまとめてみました。
ランチは適当
ピザ一切れとバナナとか、クラッカーにチーズだけとか、リンゴにシナモンをかけたものだけとか、子どもに適当なものを食べさせているママをよく見かけます。スナックをたくさん食べるのでお腹がすかないらしい・・・。
おかげで私も、お昼は適当な物をカバンにつめてピクニックをすることが多くなりました。「毎日料理するなんて素晴らしいママね!」と言われます。
子どもは野菜を食べない
「うちの子、野菜食べないのよね、でもフルーツを食べるからオッケーでしょ?」というママ達。 「食育」が浸透している日本では、親は「ちゃんと野菜を食べなさい!」と子どもに言いますが、アメリカにいると「野菜って食べなくても大丈夫かも?」と錯覚してしまいます。
人の話を遮るのはマナー違反
人が話しているときは、その方たちが話終わるまで静かに待ちます。このマナーを知らない日本の子ども達は、遮る子が多めです。
親は子どもを大声で叱らない
大声で叱る、軽くでも子どもを叩くと虐待を疑われ通報されます。子どもを守るためです。子どもには諭すように低い声で叱ります。公共の場では、子どもは静かにさせます。
子どもが嫌がるなら強制しない
親は子どもの意見を尊重します。おじいちゃんと手を繋ぎたくない、お友達が貸してくれるおもちゃは今は使いたくない、おばあちゃんの作った料理を食べたくないなど・・・日本ですと、相手のメンツを考えて嫌がる子どもに強制させてしまいがちですが、アメリカでは子どもが嫌がれば無理をさせません。
目が合ったら微笑む
視線が合ったら、知らない人にもニッコリ微笑んだり、"Hi."と挨拶します。自分は不審者ではないことを相手に示します。 逆に向こうが自分に話しかけたい時は、こちらが気づくまで見つめている人もいます。目を合わせずに挨拶すると、相手は自分に気付かず無視されることもあります。
メールは短く
プリスクールのメール、問合せのメールなど、用件しか書いていないことが多いです。自分が長い文章でメールを送ると、最後の方は読んでもらえないこともあります。プリの遠足も、キンダーのオリエンテーションも「○月○日○時 ○○集合」とか、そんな感じです。ママ友曰く、「分からないなら電話して聞いたら?」だそうです。(英語が出来るならそうしたい・・・!)
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車は譲り合う
「お先にどうぞ」精神が高く、横断歩道も歩行者がいれば止まります。アメリカって素晴らしい!と実感します。運転手も歩行者も手で「ありがとう」を示します。
子どもに優しい
子連れのママは、道行く人に「あなたの子どもってとてもビューティフルね!」と言われる率が高くなります。(特におばあちゃんたちに)強面のおじさんも、子どもに手を振ってくれます。
洋服を褒める
子どももママも、ワンピースやドレスを着たり、キラキラの靴を履いていたりすると「その服素敵ね~!」と声を掛けられます。お洋服を褒めるのもマナーだそうです。
ママのストレスはジムで発散
暇さえあればスポーツジムに通うママが多いです。ジムに託児所が併設されている所も多く、子連れでも気軽に行けるのもポイントです。ただ、歩いて5分の所にでも車で行きます。矛盾しています。
困っていたら助けてくれる
ベビーカーで段差に引っかかった、荷物が多すぎて子どもの手をつなぎづらい、子どもが重すぎてスーパーのカートに乗せられない・・・など、すぐに「手伝う?」と声をかけてもらえます。運転中、大きなトラックが立ち往生していると、交通整理を始めるおじさんもいます。ちょっとした親切が嬉しいです。
アメリカで暮らすと色々な人に出会いますが、特に子連れや妊婦に対して親切な人が多く、総じて「暮らしやすい」です。
中には感じの悪い人もいますが、そういう人は、家族、会社の人間関係が上手くいっていないとか、心の病気?など自分には関係ないことなので、「次は良いことがある!」と思うようにしています。(もしくは自分の英語が丁寧でないとか。)
食べ物に関してはハズレが多いので、子どもと美味しいものを見つけるのも楽しみの一つです。「PB&J、イエローライス、美味しい。カンブチャ、チアシード、まずい!」「辛いソースのかかった寿司は微妙。」など、期限付きのアメリカ生活、楽しんでいます。
よろしければ
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